• 2017年 6月 25日

とうとうおむつまでスマホと連携

   

スマートおむつ

子供のおしっこは健康状態を把握するのに大事な要素だといいます。古代ローマ人は、無気力な子供のおしっこを調べ、糖尿病にかかっていないか調べていたそうです。

おしっこの色や匂いは子供の健康状態をよく表すため、医療が発達した今でも視覚や臭覚での確認はいまだに行なわれています。今回はそうした尿による赤ちゃんの健康状態チェックと記録を効果的に行うことができるツール、「Pixie Scientific Smart Diapers」を紹介します。

スポンサーリンク



スマートフォンと連携するおむつ、「スマート・ダイパー」とは

そうした尿による健康情報をより効果的取得・記録するための、「スマートおむつ」が、Pixie Scientific社により企画され、海外のクラウドファウンディングサイト「indiegogo」で『Pixie Scientific Smart Diapers』として、出資者を募集中しています。

1日に一回、子供のオムツを取り替えるタイミング、または子供のオムツがぬれているとわかったときにスマート・ダイパー(オムツ)の前側をスマートフォンでスキャンします。作業はこれだけです。10秒ほどで完了し、そのままスマートフォンをしまってOKなのです。これでデータは勝手に蓄積されます。

スマート・ダイパーは普段の生活で見逃されがちな子供の健康状態を観察し、記録して行きます。毎回オムツを替えるたびに匂いをかいだり、色を確認していくのは大変な作業です。これをスマート・ダイパーが代行してくれるのです。毎日1回オムツをスキャンすることにより蓄積したデータで、健康上に注意が必要なときは、お医者さんに行くよう、スマート・ダイパーがお知らせしてくれます。

スマート・ダイパーでわかる症状

スマート・ダイパーは日々のスキャニングで以下の症状を感知してお知らせします。

  • 尿路感染症・・・尿路感染症は2歳になるまでの7~8%の子供によく起きる症状で、男の子より女の子の方が感染しやすい病気です。これはオムツをつけているとなかなか発見することが難しく主な症状としては、発熱、いらいら、排泄時の痛みなどが起こります。これは死に至る病気ではありませんが、放っておくと将来的に肝臓の感染症になったり、高血圧になる原因になります。
  • 長時間の脱水・・・子供がきちんと水分が取れているかどうか、心配になりませんか?きちんと水分が取れていないと、尿が濃くなります。スマート・ダイパーはそれを感知してお知らせします。
  • 進行する肝臓の病気・・・ 肝臓の病気の発症にはいくつか理由があります。未熟児で生まれた場合、なんらかによる感染、そして未診断の糖尿病などが考えられます。たいていは、ひどくなるまで症状は現れません。スマート・ダイパーは症状が出るほど悪くなる前に、感知してお知らせするのです。もし肝臓に問題のあるお子さんがいる場合には、スマート・ダイパーが両親の変わりに日々の尿検査を記録していきます。

スマートダイパーの前側には乾燥試薬パネルがついていますが、これはおむつをつけている子供の肌には直接触れない構造になっているため、いくらおしっこをしてもこの乾燥試薬パネルが肌に当たって傷つけたり、肌が荒れることはないそうです。

まとめ

今後、スマート・ダイパーは最初のモニター試験としてカリフォルニア州の小児集中治療にて試験的に使われる予定です。スマート・ダイパーは今後も利用者のフィードバックを得ながら改良していくことでしょう。

<参考リンク・アイキャッチ画像>
Pixie Scientific Smart Diapers(indiegogo)

スポンサーリンク



最後まで読んでいただきありがとうございます!
よろしければ ↓ より記事のシェアをお願い致します。


Related Posts

Comments are closed.