• 2017年 6月 25日

グローバルニッチ企業100選の医療関連の4企業を紹介!

   

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先日、経済産業省より日本のグローバルニッチ企業100選が発表されました。選出されたのは「漁師のノウハウをシステム化した、全自動イカ釣機」を製造する株式会社東和電機製作所や、「どら焼機」を評価されて選定された株式会社マスダックなど、確かにニッチかつ、高い技術力を必要とする企業ばかりです。

看護師として普段かかわる、医療の分野もそうしたニッチで高いテクノロジーを持つ企業は多そうな気がするのですが、実際にどのような企業が選出されているのかを見てみましょう。

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そもそもグローバルニッチ企業とは?

経済産業省によると、グローバルニッチ企業とは「国際市場の開拓に取り組んでいる企業のうち、ニッチ分野におい て高いシェアを確保し、良好な経営を実践している企業」とのことです。

普段メディアで耳にするのは大企業の名前ばかりですが、実は日本は小さな会社も含めると数百万の会社が存在する、中小企業の非常の多い国でもあります。今回のグローバルニッチ企業100選への選出は、大きな企業ではないけど、海外でも必要とされる製品を作り、着実にシェアを伸ばしている企業を評価する取り組みなんですね。

それでは、実際に表彰された医療関係のグローバルニッチ企業を紹介していきます!

フロイント産業株式会社 医薬品(錠剤)・食品等向け造粒・コーティング装置

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参照:錠剤印刷装置『タブレックス』(フロイント産業株式会社)

フロイント産業株式会社は東京都にある、従業員が連結348名の会社です。医薬品製造会社を顧客とした、錠剤などのコーディングを自動化する機械などの製造・開発を手がけています。国内の造粒・コーティング装置のシェアは7割、世界シェアは2割という数字を誇っています。

今回のグローバルニッチ企業100選の選定理由は、従来の製造装置では実現できなかった素錠、OD錠の表面に文字を印刷する錠剤印刷装置『タブレックス』が評価されたためです。普段お仕事で利用したり、薬局で販売されている医薬品にも、このフロイント産業の薬品製造用機械が使われているかもしれません。

ミズホ株式会社 杉田クリップ(脳動脈瘤手術用クリップ)

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参照:『杉田チタンクリップⅡ』(ミズホ株式会社)

この脳動脈瘤の手術専用クリップ『杉田クリップ』を制作しているのは、東京都文教区に会社を構える株式会社ミズホです。同製品は、国内約70%、米国約50%、欧州約30%のシェアを有しています。世界市場シェアは4割となっています。

本企業ではこちらの杉田クリップのほかにも、手術台や骨折治療用のプレートなどの製造もしていますので、脳外科意外にも病院で勤務されている方は、株式会社ミズホの製品を使っているかもしれません。

 

株式会社ホプニック研究所 視力補正用高屈折偏光レンズ

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参照:株式会社ホプニック研究所 視力補正用高屈折偏光レンズ(実は福井の技) 

眼鏡の世界的な生産地である福井県鯖江の株式会社ホプニック研究所は、正式な会社のホームページもなく、従業員40名ほどの規模で有りながら、視力矯正用高屈折率レンズで世界シェア9割という圧倒的なシェアを誇っています。

製品の説明では、「同製品は汎用品(屈折率1.50)と比較し、レンズの薄型化・軽量化が可能となり、耐衝撃性にも優れています。また、当偏光レンズに使用する偏光フィルムは同社の独自技術により開発されたもので、品質、コスト面でも他社と比較し優れています」とのこと。小さな企業でも高い技術力があれば大きなシェアを獲得できるという実例ですね。

 

山八歯材工業株式会社 人工歯

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 参照:人工歯 ソリュートPX アンテリオ(山八歯材工業株式会社)

山八歯材工業株式会社は愛知件にある、従業員75名の規模の企業です。グローバルニッチ企業100 選からは漏れてしまっていますが、100選に準じる企業として、7社が受賞している、「ネ クスト GNT」に選出されました。

従来の人工歯が抱えていた、「変色しにくいアクリル素材を使うと摩耗しやすく、かみ合わせがずれてしまう」、「頑丈な他の素材や充填剤を使うとアクリルと比べて汚れやすい」という二律背反の欠点を改善した、耐久性が高く変色しにくい人工歯のブランド「YAMAHACHI」を開発し、世界展開をはかっています。

まとめ

グローバルニッチ企業には製品を制作するための技術などを販売している会社も多いため、今回紹介した企業の他にも医療に関わる技術を扱うところもあると思います。こうしたニッチであるながらも、必要とされているのか分野で技術を磨いている企業が日本を支えているんですね。

機会があれば、是非病院で使っている製品をどこが作っているのか、調べて見るのも面白いかもしれませんね。

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